長野県市長会イメージ 長野県市長会 Association of mayor of Nagano Prefecture
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飯山市市章 飯山市 住所 〒389-2292 長野県飯山市飯山1110-1
TEL 0269-62-3111(代表)
FAX 0269-62-5990
URL https://www.city.iiyama.nagano.jp/
雪と寺の町 飯山
 飯山は、古くから山国信州と日本海を結ぶ交通の要所として栄え、塩、魚などの海産物の集散地、また大和朝廷時代の越後・出羽開拓における重要な駅路としての役割を担ってきました。
 戦国時代においては、上杉謙信の川中島出陣の際の前線基地として、戦略的にも重要な地となり、永禄7年(1564年)には千曲川左岸に飯山城が築かれました。この飯山城を中心に都市形成がなされ、しだいに城下町としての機能を整えてきました。
 明治4年の廃藩置県によって飯山県となり、さらに長野県に編入され、町制は明治22年に施行されました。昭和29年8月の町村合併促進法の施行により、飯山町を中心に秋津村・柳原村・外様村・常盤村・瑞穂村・木島村の1町6村が合併して飯山市が誕生しました。市はその後、昭和31年に太田村・岡山村を編入し、現在の姿に至っています。
 市の文化・市民性としては、江戸時代から続く寺町文化・雪国らしい連帯と協調の精神があげられ、名僧正受老人の正受庵をはじめとする寺社景観、斑尾・戸狩などのスキー場、千曲川、北竜湖などの自然資源とあわせて、日本のふるさとにふさわしい豊かな風土と魅力をつくりだしています。
 気候の寒暖の差が激しく、水が澄んでいるため、米やグリーンアスパラなどの農作物が有名です。グリーンアスパラについては、収穫量、出荷量ともに全国1位を誇っています。
 また、平成26年度末開業予定で、現在工事が進められている北陸新幹線「長野~金沢」間では、飯山市に「飯山駅」が設置されます。新たな北信州の玄関口として当市のみならず近隣市町村、周辺観光地の振興など大きな効果が期待されます。
見所など 信越トレイル 内山紙 飯山仏壇 小管柱松柴灯神事 まつり
信越トレイル
「信越トレイル」
 長野・新潟の県境に1,000m級の山々を連ねる関田山脈は、ブナをはじめとする豊かな自然に覆われた里山です。信越トレイルは、かつて戦国のいくさ道として、信州と越後の人々を結ぶ要所として栄えた峠道や木こり道、林道をつないだ、総延長80kmに及ぶ日本でも類を見ない本格的なロングトレイルです。
この信越トレイルを含む「母の森・神の森」と呼ばれる森林地域は、森林セラピー基地にも認定されています。
眼下に広がる田園や集落、日本海や信越の山々を望みながらのトレッキング、ゆっくりと時間をかけた全行程のロングトレッキングや、好きな峠間だけの日帰りトレッキングなど、歩くペースやコースは人それぞれ。温泉ホテルや民宿・ペンションに泊まりながら、地域の人・生活や食文化にも触れながら歩く、贅沢な旅で、心の疲れを癒し、元気を取り戻してみませんか。
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内山紙
「内山紙」
 楮の繊維だけを原料とし、400年の伝統を踏襲して作ることから、和紙本来の美しさと特性が見事に生きている「内山紙」。楮の真皮を夜間雪上で凍らせたり、雪上に広げ天日にさらす「雪ざらし」をすることで保たれる輝くような白色と、手すきの技によるきめ細やかな仕上がりは、古くから極上の障子紙として、また、様々な紙製品の素材として愛されています。
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飯山仏壇
「飯山仏壇」
 飯山の仏壇作りは、室町時代依頼の仏教信仰が篤い土地柄と、漆や箔などの繊維な細工に適した澄んだ空気、適度な湿度にはぐくまれ、約300年前から地場産業として定着してきました。
マツ、スギ、ホオノキなど地場の良質な木材をふんだんに使い、精巧に組み立てた木地に彫刻、漆塗り、蒔絵、金箔細工、金物など熟練職人の分業による丹念な装飾が施された完成品のような趣。古くなった仏壇を分解、再塗装してリニューアルできる点にも、飯山仏壇の技術力の高さが現れています。
小管柱松柴灯神事
「小管柱松柴灯神事」
 柱松柴灯神事は、地元小管区では「松子」と呼ばれており、かつては毎年7月15日に行われていましたが、現在は3年に一度、7月中旬の日曜日に行われています。中世の修験者による験くらべが起源といわれており、長い歴史のある祭りです。
神事は、祭式場の東西に立てられた、高さ約4メートル、周囲約2.4メートルの雑木を山ぶどうのつるで束ねた2基の柱松のどちらに先に火がつくかを競う祭りです。
松神子を受け取った若衆は、松神子が胸につけた火うち金をとって、柱松に付けられた尾花に点火します。点火と同時に松神子を下ろし、柱松を倒します。早く倒したほうが勝ちとなり、上(東)が勝てばその年は天下泰平、下(西)が勝てば五穀豊穣になるといわれています。
まつり
「いいやま雪まつり」
 2月に開催されるいいやま雪まつりには、大小200体もの雪像が作られ、メイン会場をはじめ市内各所に飾られます。風情ある雪灯篭が灯る市街地では、雪中みこしなど楽しいイベントが毎年行われています。
「いいやま菜の花まつり」
 毎年5月連休に開催される「いいやま菜の花まつり」。千曲川を眺望する菜の花公園を会場に、一面に咲いた菜の花の中で、朧月夜音楽祭、撮影会、特産品の即売など様々なイベントが行われます。